類総体を対象化する能力を培う!

こんにちは!類農園直売所西中島南方店で働く狩野です!

今、共同体教育の勉強会で、自主管理への招待を学んでいます。


その中にある、類(人間または社会)総体を対象化することという部分をグループで扱った際、私が大学時代に活動していた例が挙がりました。そこで議論するうちに、「社会を対象化すること」の意味が分かったと同時に、自分の対象がまだまだ狭いことに気づきました


大学時代は、人手不足に悩む農家さんのところへお手伝いにいく活動をしていたのですが、農業が衰退していく現実、儲からない現実を目の当たりにし、手伝うことしかできない自身にも不全をつのらせていました。

そこで、活動がただの”お手伝い”で終わるのではなく、学生にも未来の生産者の担い手となってもらうよう農家さんと学生へ働きかけを行いました。つまり、現実の不整合に対して何か働きかけをしていた、その活動そのものが「類(社会)総体を対象化すること」だと分かりました。

ただ、その経験から、どうしても生産者の気持ちに寄りやすくなってしまい、店舗で働いている今でも、どこか生産者ひいきのような、そんな感覚が残っていました。

その勉強会でグループのみんなと話していく中で、そのモヤモヤの正体が掴めてきました。


学生の頃は人手不足で困っている農家さんが目の前にいたこともあり、現実への危機意識や不整合、欠乏がわきやすい状況でした。農作業を手伝うことで確かに農家さんは助かるかもしれませんが、それは一過性に過ぎず、農家の”作業”を全面サポートするのが役割ではなかったのです。

売れない商品(需要がない)や価格(高い、安い)の課題にまで踏み込んで初めて生産者と協働できる、さらには根本の“地域”から見直していかなれば本当の意味で活性化は実現しない!長い目で見て取り組む課題こそ、現実に困っている農家さんの助けに繋がるのだと思いました。


いま私は、店舗=農家さん(作物)の最終地点にいます。つまり、これまで農家さんが栽培してきた成果が現れるところ。

対象は生産者だけでなく消費者まで幅広く、自分から欠乏や期待を掴みにいかないと社会は流れていってしまいます。お客さんと仲良くなればアドバイスをくれることもありますが、期待に応えられていなければ、何も言わずに来なくなってしまいます。


農家さんの作物を責任をもって売っていくと同時に、どれだけこちらから消費者の意識を掴んでいくか、それを生産者とつなぎ合わせて活性化に向けて動いていくか・・・

これから立ち上がる新しい企画や新店舗出店、他企業との協働など地域課題も進む中で、類(社会)を対象化し自ら可能性を掴んでいきたいと思いました。

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