弊社設計の「Kitchen & Market」が、照明学会誌の巻頭グラビアページに掲載されることになりました!

このたび弊社が設計した「Kitchen & Market」が優秀な照明施設を表彰する照明普及賞を受賞し、なおかつ関西地区の代表作品として照明学会誌の巻頭グラビアページに掲載されることになりました!(関西地区の物件の中で選ばれるのはたったの2件!)

東京大学本郷キャンパスで行われた授賞式の様子です。

ではその「Kitchen & Market」の照明計画を紹介します!


■常識に捉われない光環境の設計

「Kitchin & Market」は、物販と飲食を融合し「新しい食の市場」を目指した阪急オアシスさんの新業態です。

これを実現するために、照明計画では既存のスーパーマーケットの常識に囚われない光環境を設計しました。

阪急オアシスさんの目指す空間を追求した結果「時間の変化とともに移ろう光」「商品を浮かび上がらせる光」の2つの光を実現しました。


■全体に調光システムを導入し、屋外のような移ろう光に!

本施設は売場全体に無線調光システムを導入することで、時間と共にベース照度を落とし、最後はスポットライトのみとなる演出を行っています。

これにより地下2階でありながら時の移ろいを感じ、「屋外の市場(いちば)にいるような臨場感」を再現しました。

この写真を見てもわかるように、昼間は左のように明るめに、夜は右のように暗くし雰囲気を高めています。


■光を徹底的にそぎ落とし、商品が浮かび上がる光に!

場全体の照度設定は、従来のスーパーマーケットから刷新し、通路部分は暗く、スポットライトの光が浮かび上がるように設計しました。このように無駄な光を徹底的にそぎ落とし、「商品が光で浮かび上がるスポットライト効果」をより高めました。

また全てのスポットライトにはフードを装着し、不快な眩しさをカットしています。

以上のように、これまでのスーパーマーケットにない考え方を導入し、まったく新しい光環境を売場全体に実現しました!

類設計室は、建築そのものだけでなく今回のように「光、空気、風、音」といった建築空間における「環境」もお客さんに徹底的に同化しながら、その期待を掴み「建築空間と一体で創り上げる」ことを基本スタンスとしています。

その結果、今回のように質の高い、気持ちのいい空間が実現されるのだと思います。

これからもこの基本スタンスを崩さずに、もっと高度化できるように日々の課題に取組んで行きたいと思います!


(設備房CAP 末廣 大地)

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