直売所経営セミナー2019~「農家のための直売所」が倒産する時代の勝ち筋とは?

「農家のための直売所」が倒産する時代!

その状況の中で「勝ち残っていくためには、何が必要なのか?」

類農園直売所が成功事例とし紹介されました!

【直売所経営セミナー2019~直売所事業の先に何を目指すのか~】


少し前になってしまいましたが、4月23日(火)に、産直新聞社主催の「直売所経営セミナー」にて、直売所成功事例のプレンゼンターとして僭越ながら講演をして参りました。


●「農家のための直売所」が倒産する時代!

   

前半は、産直新聞社の毛賀澤代表より全国の直売所の状況についてのお話。

   

全国の直売所は平成27年をピークに減少。倒産する直売所が増加。

また経営できている直売所も、全国平均で見れば売上は最盛期の1/3程度まで落ちているとの事!

   

「農家の収入を増やすため」に全国に拡がっていった直売所ですが、「新鮮」「安い」「安心・安全」だけの売り方では、スーパーなどの競合店に負けていくというのが現状。

更に直売所も大型化、寡占化が進んでいる。

   

原因は農家の高齢化、農業の担い手不足など色々あるが、一番の要因と思われるのは「社会潮流」、「意識潮流」など「人々の期待」を掴みきれてないからではないだろうか?

   

今までのやり方では通用しない時代にきている。

その現実を直視し「どうする?」という行動を起こしていくこと。


つまり、社会潮流、意識潮流を掴んだ上で、「構造認識」を駆使した戦略が勝ち筋となるという事を改めて感じる内容でした。

   

●店舗運営戦略~【アルバイトスタッフの活力】が店舗の魅力になる~

   

成功事例の報告ではまず店舗運営戦略をお話させていただきました。

    

弊社の店舗運営で一番意識しているのが、「スタッフの活力をどう上げていくのか?」という点。その中で一番重点を置いているのが、「社員が強制しない」という事。

   

例えば、

「おしゃべりしないで仕事して」

「○分以内にこれ移動して」

などを言ったことがない。

   

なぜなら、スタッフたちは、「やりがい」や「自分の役割」などを大切にしている。

「一緒にお店を作っていきたい」と思ってくれている。

   

だから、強制でなくスタッフたちから出てくる提案を一緒に実現していくスタンスでお店を運営している。

そういったアイデアは、日常的なおしゃべりの中から出てくる。

従って、お店ではおしゃべりは禁止にするどころか「おしゃべりは大歓迎」としている!

   

更に顧客の期待を一番掴んでいるのは店舗アルバイトのスタッフだ。

従って、スタッフが顧客にオススメしたい商品、提案については積極的に一緒に考えて実現をしてきている。

その結果、現在ではルーチン業務以外に、以下の課題を店舗アルバイトスタッフに担ってもらっている。

   

・商品全般における陳列時のレイアウト判断

・グロッサリー、日配品MD全般

(メーカー折衝、仕入れ、価格設定、売場計画、会員商材選定)

・惣菜・弁当開発

・レシピ作成

・催事・イベント企画、主催

・チラシ・POP作成

・オリジナルパッケージデザイン 等々

   

こういったアルバイトスタッフの「主体意識」、「追求力」が店舗の魅力となっており、顧客の共感を得ているのだと実感している。


●広報戦略~志共認が販売力になる~

この5年、直売所を運営してきて感じているのは、「人と人のつながり、やり取り」に充足を求める人が増えてきているということ。

   

例えば、スタッフならば

「これを売れば生産者の役に立てる」

「こういう商品なら顧客が喜んでくれる」

   

消費者の方では

「商品を買うことで産地の活力につながる」

といった「期待応望関係」を求める人たちだ。

   

この意識潮流を元に、当直売所ではFacebookをはじめ、店頭ポップ、イベントでは、地域や生産者の現状や、目指しているもの(志)の発信をしてきている。

    

それが消費者の方にとっては、商品を選ぶときの大事な情報になる。

またそれが伝わった上で買っていただくことが生産者や地域、店舗スタッフの活力になることを実感してきている。

    

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以上がセミナーでお話させていただいた内容の概要です。

活力ある社会を作るという理念のもと、

類農園は【都市と農村を繋いで、「新しい農」のカタチをつくる】

という事を皆さまと実現していきたいと考えております。

      

これからも応援よろしくお願いいたします!

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