コスト削減交渉でも「志」が武器になる

新しい建物を設計するときに設計事務所が行うのは、設計図を描くだけではありません。予算内にコストを納めたり、予定通り竣工させたりと、建設プロジェクト全体が上手くいくようコンサルすることが求められます。

設計開始から竣工まで常に付いて回るのが「コスト交渉」課題です。

建設プロジェクトは予算が決まっているので、予算内に納めるために日々、関連会社とコスト削減交渉を行います。ゼネコンさん、サブコンさん、メーカーさんと関連会社は、たくさん存在しますが、基本的には彼らの能力を100%活かせる土壌をどう整備するかに頭を使います。


豊中市内のある案件でも設計の外注費の削減が求められており、そのためのストーリーをどう組み立てるかが課題となっていました。

私たちの志は「活力ある社会を実現する」こと。

そう考えたとき、コスト交渉も武器になるのは「志」。

「豊中市という類塾の発祥の地で、新しい教育と地域住民の連携により地域再生・活力創出を実現できる。これを提案できるのは類設計室だけであり、次代を切り開く起爆剤的な建築になる。」

交渉場面で会話をする中で、相手との波長があっていくのを感じました。志が共有できると、その後は、実現するにはどうする?を一緒になって考えてくれるようになりました。最終的には、相手組織を説得するためのネタをどうつくるかという話になり、一緒に闘う同志にさえなれた感じがして、とても嬉しかったです。


改めて重要だと感じたのは、”自社のため”のコスト減額では、何も実現できないということ。

”社会や地域のため”に、今回であれば豊中地域の活力再生を実現するという志が武器になるのです。

世の中には目の前の顧客を優先する傾向はありますが、本源潮流の実現を志に物件を受注している会社は類グループしかありません。

このような闘争場面では、実現塾で扱う生々しい現実とそこで生み出される構造認識が不可欠なのです。

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