【最強勉強法】無表情な生徒たちが生き生きしはじめた!~音読暗唱のコツ~

英文や古文、なにか文章を暗唱できるようになりたいとき、どんな風に取り組んでいますか?

「真剣に何度も何度も読んでいるのに、なかなか暗唱できるようにならない…」
「せっかく覚えたのに、自分のものとして使えていない…」
なんてこと、ありませんか?


それは、「文字を“記号”として処理しているから」かもしれません。
いわば、無機的なデジタル信号を処理するロボット状態ということ。
「何度読んでも頭に入ってこないー><」という体験、ありますよね?それが、完全なる「ロボット状態」の時なんです。


■無表情な生徒たちが、例文の場面設定を考えることで生き生きしはじめた!


先日の授業で、生徒たちが“ロボット”になっていました。


2人ペアを作って行う、例文の応答トレーニング。ペアの相手がいう日本語訳を英語で返します。
「トムはメアリーに愛されています。」「Tom has been loved…」
みんな真剣な表情でブツブツと英語を唱えています。
しかし、なかなか暗唱できるようにならないのです。こんなにも真剣に取り組んでいるのに…><


生徒たちをよくよく観察してみると、
ペアでやっているのにお互いの顔を見ていない。
みーんな、無表情で空中を見上げたり、床に視線を落としている。
覚えた英文を頭の中に思い浮かべて読んでいるようです。
これは…と思い、応答トレーニングを中断。


「トムはメアリーに愛されています。」って書いてあるけど、
「トムってどんな人?メアリーは?」と尋ねてみました。
生徒たち全員の返答は「そういうのイメージしていない」。


…!!これが暗唱できない原因です。


イメージや感情が湧かないのは、文字を“記号”として処理しているから。
まさに「文字面を追うばかり」「文字面で分かったつもり」になっています。


赤ちゃんが言葉を習得していく際、赤ちゃんはお母さんや周りと一体化(同化)したいという一心で言葉を吸収してゆきますよね。
暗唱も同様に、「(相手、登場人物、その情景etcと)一体化したい」という心があってこそ、心や感覚と言葉を繋いだ回路が形成され、反復を重ねるうちに言葉が定着するのです。


文字を読んでいるだけでは、定着しないので、類塾では、文字を心や感覚と繋げやすくする意図を持って、音読=耳で聴くことを積極的に取り入れています。
なのに、せっかくの音読、また相手がいるやりとりで、頭の中にある英文を読んでいる状態。これでは、黙読と変わらず、何度読んでも暗唱できないのは当たり前です。

そこで、「文字は心と繋がって始めて意味を持つ。
心に繋げる第一歩として、トムはどんな男か、メアリーはどんな女か、
年齢や顔立ちまで思い浮かべて、それから2人の関係はどんな関係?
20秒で設定してみよう。」と言うと、
生徒たちは楽しげに“設定”を相談しはじめ、
先ほどの無表情とは打って変わって生き生きとした表情で応答トレーニングを始めました。


さらにセリフを言った人になりきって、感情を込めて目の前の相手に言ってみよう。」と言うと、皆一様に抑揚をつけた感情豊かな声を出しはじめました。


「この方が楽しいし覚えられる!」

生徒たちのこの言葉に、“文字”が“心”と繋がったな!これで例文をモノにできそうだ!
と手応えを得たのでした。
実際、10回唱えても覚えられなかったのに、3回程度で暗唱できるように!!


■文字と心を繋げよう!


文字そのものはあくまでも0か1かのようなデジタル記号でしかなく、心や感覚と繋がらない限り、文字自体は何の意味も持ちません。
しかし、上記の生徒たちに限らず、私たちは文字を記号としてしか捉えられていないことが多いのです。


このような「文字の問題性」を認識した上で、
類塾の講師は、文字を、気持ちや身体、「何?何で?どうする?」などの意欲や追求心に繋げるための声かけや工夫をしています。上記のような声かけはその一例です。


成績が上がらないのは、やり方が非効率、または間違っているからです。
学校や巷の学習塾では、解法や何をどのくらいやったらいいかは教えてくれても、
頭の使い方や最適な勉強法を、根拠を持って指導してくれることはほとんどありません。


ぜひ、類塾で学んでほしいです。

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