「志発の追求」だから実現するし、面白い

誰もが追求充足を求めている

 先日、募集活動で会社での仕事ぶりについて学生と話す機会があった。

 一通り話し終えて、学生から返ってきた言葉は、

「久しぶりに”追求”という言葉を聞いた。これまで企業の方から聞いた話の中には無い言葉だったし、忘れていた感覚!」

 仲間で一緒に追求し、新たな事実を発見する充足が仕事の面白さであること(もっと言うと、人類本来の活力源=充足源であること)は、類グループでは当たり前になっている。

 しかし、専門分化が進み、学問もとことん細分化して、既知の事実だけを学ぶことが当り前となっている学生にとっては、未知なるものへの仲間との追求そのものが充足源であり、活力源であるという事実は、大きな気付きとなる。

 以下の学生からの質問も、この「仲間との追求充足が人類の活力源である」という切り口で答えることができる。

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Q.設計をやっていけるのか少し不安なんですが。。。

A.技術力があろうがなかろうが、実現したいものがあれば、それに向かって周りを巻き込み、追求していくだけ。そうすれば、技術力は自然と付いてくる。


Q.設計事務所は技術研究所がないのに、どうやって新技術を生み出すのか?

A.新技術は、研究室で生まれるものではなく、実現したいものが先にあって、そのために「こんな技術があればいいなぁ」という思い=志から追求がはじまって生まれてくる。

A.ゼネコンの技研のように研究する人と設計者が別々というのは本来、有り得ないこと。(別々だと、結局設計者は技研の言うことを鵜呑みにするだけ)技術追求と設計は一体。実現したいものがある=志のある者が追求するから、新技術が実現する。

志発の追求だからこそ、実現するし、面白い

 学生にとって”気付き”になったのは、「仲間との追求充足が人類の活力源であること」そして、その追求は、「自分が知りたい」ではなく、「志発の追求」だから充足できるし、実現していくということ。

 相手発(対象発)の思考で芽生えた志に向かって、仲間とともに追求する。そこが類設計室の強みであり、仕事の面白さでもある。そこに共感できる学生たちと、未来、一緒に働いていきたいと思う。

(大阪設計室・構造房16年目 加藤弘行)


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