【教育情報】「学校に戻すのがゴールじゃない」文科省もついに認める

不登校の子供が年々増加していることがマスコミでも取り上げられる機会が増えていますが、これに対して文科省もようやく第一歩を踏み出しました。

親の体裁や常識で無理やり学校に行かせることを「目指さない」と公言したのです。(逆に言えば、これまでは「目指していた」ということですが。)

そうなるとこれからは、不登校の子どもだけでなく、誰もが「学校に行く意味」を問うようになります。

文科省が今回の方針にいたった背景や今後についての記事、【「学校へ戻すことがゴールじゃない」文科省が不登校対応の歴史的な見直しへ】から一部まとめ、ご紹介します。

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❏子供を苦しめているもの

これまで国は、本人が抱えている理由や事情とは関係なく「学校へ戻すことだけがゴール」という不登校対応を先生たちに求めてきた為、先生も親も一緒になって子供を学校へ戻そうとしました。 しかしその対応は、学校へ行けない子どもにとって傷つくものでした。

その原因が日本の教育が学校だけに依存した歪んだ制度にあり、結果的にその制度に合わせて社会全体が学校の成績や学歴で人を評価してきました。


❏「学校へ戻すことがゴールではない」。残る課題

「学校へ戻すことがゴールではない」という対応に変わっても、不登校の子を取り巻く状況は多くの課題や問題が残ります。 

一番の問題は日本の教育が学校だけに依存した制度になっていることです。学校だけに依存した制度であるかぎり不登校は「イレギュラーな問題」として残り続けます。そのうえでも新しい不登校対応が浸透していくのかが課題です。

「不登校の子は学校以外のどこへ行けばいいのか」という問題も残ります。残念ながら不登校の子が通える場は整備されていません。


❏不登校問題とは?

不登校はシンプルな問題です。学校へ戻りたくない子に対して、国ぐるみで子どもの気持ちを無視して学校へ戻そうとしていた、ここに問題があります。学校だけが子どもの選択肢だった状況に無理があるのです

まず考えるべきは50年以上にわたり不登校の子どもを苦しめてきた不登校対応です。そのためにも国がどんな姿勢を示していくのか、不登校の子への圧力が本当になくなっていくのか、そのことを今後も追っていき、みなさんと考えていきたいと思っています。

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