設計フローは相手発の思いがあってこそ身につく

仕事には期限がつきもの。それは、設計でも同じです。

だから類設計室には、「いつ、どんな図面を仕上げて、誰に(どこに)提出する必要があるのか」というフローがあります。


これを私たちは「設計フロー」と呼んでいますが、建物の規模が大きくなるほど設計フローは複雑になり、自分が今やっている作業が何のためなのか?が見えづらくなることが。。


設計フローや図面構成を分かりやすく紙でまとめたものもあるけど、そういうものは総じて、眺めていても頭に入ってこないことが多く、1年目の後輩からも「どうやったら身につくのか?」と質問がありました。


房ミーティングでは「違和感を流さない」や「分からないことは流さずどんどん質問する」という話が出ましたが、根本は、とことん相手発の思考を徹底することだと思います。

期限があるのは、相手(対象)があってこそ。

お施主さんや行政の方々、メーカーさん、社内では他房のチームメンバー、引継いでくれるメンバー、同じ房のCAP。

その人たちが今どんな作業をしているのかを掴む(自分からも開きだす)。それからその人たちが少しでも楽に楽しく仕事するためには?を考える。

相手のことを考えると、今自分がするべきことや知るべきものの照準が絞れてくるし、同時に「待たせたくない」「喜んでもらいたい」と時間圧力・追求圧力を自ら生み出していけます。

つまり、設計フローは決して「覚えるもの」ではなくて、日々の課題の中でどれだけ「相手発の思考になれるかで身についていくもの」なのだと思います。


CAPが、SK組み立てのとき「スタッフからの疑問の投げかけで抜けが分かって助かるときがある」と言ってくれたことがあります。

まずは一緒に仕事をするCAPや仲間を楽にするという思いで、相手発の仕事姿勢を身につけていきたいと思います。


意匠設計2年 出田麻子

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