”言い訳思考”から脱却し、とことん可能性に向かったデザインを実現させていく!

こんにちは、意匠設計2年目の出田です!

今日は、とある学校のデザイン課題を担当したときに気付いた「とことん可能性に向かったデザインを実現させていく」ためのポイントを紹介したいと思います。


先日、私が担当している物件のファサードデザインをチームのみんなとグループ追求しました。チームで何回か集まってミーティングを繰り返すごとに、塗り重ねスピードはどんどん速くなり、塗り重ねるたび良くなってきています!


実はこの物件は、社内発表のときに他のチームのみんなから「統合者不在」という指摘をもらっていたのです。

その指摘は、“デザインを決める責任者・統合者がいない(みんなが傍観者)→実現させたいものが不鮮明で、いつまでも皆が納得できるものがつくれない”という危機的な状況に対する、真正面からの「期待」でした。


確かにこれまでを振り返ると統合軸がチーム内で定まっておらず、自身も、「これもいいし、あれもいい。これはなんか良くない。こっちも試してみたい。でもコストどうなんだろう、プランは変えた方がいいのかな。」など、小手先の思考に陥っていました。


それに気付けたのは、グループミーティングの時に設計室長や他チームのディレクターが「実現したいもの=統合の軸」を明確にした上でデザイン方針のアドバイスをしてくれたときです。

例えば、「プロポでお施主さんに選んでいただいたときに、気に入っていただけた、流れるような中庭への連続した壁。そういうお施主さんの期待をもう一度掴みなおしてみてはどうか。最も大切なもの(=志)を貫くことをせず、小手先の変更ばかりしていても何も守れない。」という期待を受けました。


その力強い(本気の)言葉に対して、有難くも、何も言えないことがとても悔しかったです。「考えている」と思っていたけど全く考えられてなかったんだと痛感しました。

「でもこうすると大変更になってしまう」「でもコストが納まらないかも」という言い訳の塗り重ねでつくれるものではないのです。


デザインとはあらゆる期待や可能性を統合し、お施主さんやそこを使う人たちの期待を実現させるものです。

もちろん、コストや期限もお施主さんの期待であり、絶対守るべきものですが、“言い訳”の題材ではないのです!


そこで必要なのは、お施主さんの期待に応えるために“仲間ととことん可能性に向かった追求をする”こと。そして、みんなの「期待を掴む力」、それを固定化するための「言葉の力」が不可欠です。みんなの期待=可能性を追求してこそ、チームの一体感やスピード感も生まれます。


今回のことで改めて力不足を感じました。

しかし、実現させたいものが明快になった今だからこそ、チームのみんなで”とことん可能性に向かったデザイン”を実現させていきたいと思います。


大阪設計室 意匠2房 出田麻子

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