「法」や「地域」を味方にする仕事!~みながいいと思えるものは、必ず実現する~

設計部で、ある公共施設の提案・計画を通じて社会潮流の変化を感じました。その施設は、学校と地域施設が併設され、まちづくりの拠点をつくるものです。

まず、設計者を選ぶプロポーザルが実施されました。提案では、地域活性化のためには学校と地域施設は一体的に整備した方がいいと考えました。それは、限られた敷地の中に2つの施設を併設する計画条件が物語っていました。

与えられた敷地条件で一体整備を実現するには、近隣住民や庁内との難しい折衝が必要です。

でも類設計室は、「地域のため、子供たちのためには何がベストか」を考え、一体化する案で提出しました。

結果は当選!

うわさによると、他社案は調整課題のない、オーソドックスな案だったらしいです。


従来の行政だったら、”実現性”の観点から一体化案は選ばれていません。

にもかかわらず選ばれたのは、根底に「その方が絶対に地域や子供のためになる」という思いがあるからです。それは行政も、審査員も、住民も同じです。


そして当選後、その難課題(近隣住民や庁内との難しい折衝)に取り組むことになります。

利害がからむこの手の問題は、難航するのが通例です。しかも事業スケジュール上、許される期間は1ヶ月。私たちも必死です。

ところが、行政担当者も含め、関係者皆が「地域のために」という実現の意志を共有し、各方面に粘り強く働きかけた結果、意外と早期に突破口が開けたのです!

それは、課題の共有を通じて、それが「みんなのためになる」という思いで通じ合えたからにほかなりません。

これは、偶然でも幸運でもありません。

そういう時代なのです。

そこにはかつてのような行政の閉鎖性や、住民の利害の衝突は見られません。

自分よりもみんな

そんな意識潮流が社会を動かし始めています。

みながいいと思えるものは、必ず実現する。

私は確信をもって”一体化”案を提案しました。

(大阪設計室 企画室キャップ 熊谷順治)

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