【技術】図を読むということ~協力監理者のKさんに学ぶ~

こんにちは!今日は設計の仕事の紹介です。

設計図とか図面って見たことありますか?・・・

そう、お家を借りたり、買ったりするときに、不動産屋さんのお店の窓ガラスに張ってある間取り図を見たことがあると思います。オリンピックで話題になった新国立競技場の完成予想図(透視図)もテレビで見たことがあると思いますが、それも図面の一つなのです。

私たちの仕事で使う図面はそれに近いものです。

私たちの仕事は、設計図を作り込む事から始まります。工事現場では、出来上がった設計図をもとに、お客さんの意図通りに建物が出来上がっていきます。


出来上がっていく経過を見守るお仕事として、某高校の現場監理を行って頂いている監理者のKさんが、所内で主体的に図面の確認を行っていました。

「たくさんある設計図の整合を工事が始まる前に読み込んで確認しておきたいんです」と言います。

建築学科の学生も、図面を見たり、書いたりすることはイメージしやすいと思いますが、『図を読む』ことはあまり習わないですよね。

Kさんの仕事は、まさに『図を読む』とはどういうことなのかを教えてくれます。


◆『図を読む』とは・・・

Kさんは、一つの図面を前にして色分けしながら、他の図面と合わせて違いを確認し、一つ一つ丹念に読み取っていきます。

文章と比べて、図というのは短時間で簡単に情報を読み取れるように思われがちですが、実は図から情報を掴むということは簡単なことではありません

眺めているだけでは、必要な情報というのはほとんど読み取ることができません。

Kさんのように図を眺めて終わりではなく、自らの手を動かして試行錯誤することで、図に込めれた想いや条件などを読み取ることができます。それが『図を読む』ことになります。


そこまでできて初めて図面に足りていない部分を発見することや、どうすればもっと良くしていけるのかといった可能性を発掘できます。


時に、この図を読む行為を疎かにするとトラブル、ミスの発見が遅れてしまうという現象にもなりかねないのです!


まず、Kさんのように真摯な姿勢で、丹念に図を「読む」ことを実践していきたいですね。

(東京事務所:近藤 文人)

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