「不動産仲介ってどこまでやっても無責任な仕事だよね」

個人的に知り合った方と仕事のお話をしている中で、

「今の不動産仲介ってどこまで丁寧にやっても無責任な仕事だよね」

という言葉を聞いた。

大阪の同業者の中では、丁寧に仕事をすると評価されており、そこがお客さんにも評価されていると思っていた私は、その瞬間に何とも言えない大きなショックを受けてしまった!


けれどそのとき「なぜですか?」と切り込む前に、妙に自分の中で納得してしまった部分があり、「そうかもしれません」というふわっとした返事を返してしまった。


当たり前だが、不動産こそ「信用が命」なので、彼の言葉をそのままに捉えて、本当に無責任に仕事をしていたら、不動産仲介なんて出来ない。


彼の真意を探ると、世間の人達が「不動産業界って、業界のルールに従って物件情報の紹介しかしない仕事であるにもかかわらず、大きな報酬を得ている状況に甘んじている」と思っていて、また同時に、「世間一般の人達は不動産会社が自分達の職能や業界のルールや常識の枠にとらわれるあまり、何の価値も追求していないことを当たり前のように見抜いているよ」ということを示唆してくれたんだと思う。


だが同時に、業界の大勢がそういった「遅れた」意識であるからこそ、既存の枠に嵌らずに相手発・地域発・社会発で追求するチャンスは沢山あるはずだし、その追求によって成果を生み出した先駆的な企業や集団が新しい業界を作っていくんだろうと思った。


既存の業界の枠の中で(まじめに)責任感を持ってやっているだけでは、もはやもう世間の人たちや社会は許してくれない・適応できない。そんな状況である以上、業界を変えていくという位の意気込みが必要だと思ったし、その意気で業界の外に目を向けて、「抜本的に変えた方が喜ばれること」「今まで枠に嵌って出来なかったこと」を実現していきたい!と思えて、だんだんその言葉に背中を押された気分になった。

そういう意味で、個々のお客さんとどのような関係を築いていくのかが重要なポイント。


例えば、賃貸マンションの仲介一つをとっても、車を運転して単純にお客さんにお部屋を見せるだけじゃなく、その人の今後の仕事・人生どうする?といったことを一緒に追求してゆくこともできる。

お部屋紹介は情報提供じゃない、「どうする?」を共に楽しむこと


また例えば、オーナーさんの要望を叶えるだけじゃなく、より深く相手の欠乏を捉え、新事業を一緒に作っていくパートナーとして提案を投げかけることもできる。

独身寮の新しいかたちをつくりました

「ただ貸す」だけじゃない!地域に喜んでもらう!家主と一緒に考える!


全ての仕事の中に可能性の芽は転がっているので、自分達がどんな意識でその可能性を捉えるのかが重要!

コンスタントにグループ追求を続けている今、より目線を高く持っておきたい。

(地所部 横田)

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