他部門で発掘された認識を、瞬時に共有できるのが類グループの強み☆


「自ら追求した認識しか武器にならない」

これは、農業にもあてはまる。

土の状況は圃場によって違うし、地形や気候にも左右され、昨年と全く同じ栽培方法をとっていても同じ作物はできない。また、土の中の微生物の活動については、現在の科学ではまだ解明されていない点も多く、ベテランの農家であっても、日々仮説を立て実践し検証するという追求を続けている。

農業こそ「自分で追求したものしか使えない、武器にならない」のだ。


しかし、一般的に農業は「教えてもらうもの」という認識に陥りやすい。

類農園では、独立就農を目指している研修生を受け入れているが、入ってくる研修生のスタンスは「教えてもらうもの」という意識だ。


この認識をどう転換させるのか?自ら追求していく意識にどう向かわせるのか?

これがけっこうな難課題であった。


当初は、一日の終りに、研修生と指導担当で、総括ミーティングを行っていた。「気になった点、疑問に思った点をあげてね。」と言ってもなかなか出てこない。さらに、出てきても「それはなぜだと思う?調べてみようか?」と聞いても、なかなか追求のスタンスにならなかった。どうしても「指導者(教える側)」と「研修生(教えてもらう側)」という枠を超えられずにいた。


これを突破する大きなきっかけが、類グループの全社劇場会議

アンケート部隊の人たちが、「枠が無く、裸の人間として対応するしかない。」「相手の反応がすべて。」「瞬間瞬間の判断にかかっている。」

その背水の覚悟が可能性収束の扉を開き、封鎖脳・暗記脳から追求回路を解除させた。その結果、本源的な探求機能が解放され、自然とみんなで「失敗→どうする?」も皆で明るく可能性探索に向かう!そして、どんどん明るく元気になってゆく!


この事象を目の当たりにして、農園も研修体制を変えることにした!

裸になるためには、まずは「指導者」と「研修生」という枠をとっぱらう必要がある。そこで、今まではベテラン社員と研修生をペアにしていたが、「農園1年生(今年4月に入った社員の1年生)」と組ませることにした。


今までは、指導者が作業ごとに指示だしを適宜してくれていたので、研修生も「待ち」の姿勢だった。しかし、農園1年生とのペアになってそのスタンスが変わった。1年生の栽培技術レベルは、研修生とさほど変わらないので「分からなかったら聞いたらいいや。」というわけにはいかない。従って、朝一に自分たちでその日の段取りをしっかり組み立て、そこで出てきた疑問は指導者に確認するなど、主体性が出てきた。さらに、担当作物も固定し、その作物についての責任を持たせることにもした。


農業も瞬間瞬間の判断が勝負

作物の危機発信を一瞬でも先送りしたら、害虫や病気の被害は一気に広がる。気候の状況を読み間違えて、ハウスを開ける時間を間違ったりしたら、作物は大きな被害を受けることもある。担当作物を固定することで、自分たちが判断を誤ったら作物は全滅してしまうという圧力が一気に高まった。


そして、一番大きな変化は、この体制にしてから、圃場から帰ってくると研修生たちと1年生が勝手に追求を始めるということだ!

「ここの段取りが不十分だったよね。○○なのって、何でなんだろう?」等。実に楽しそうに話している!疑問点等は、自分たちで調べたり仮説を立てたりもしている。この追求の雰囲気になっていると、指導者も自然とその話題に入っていって一緒に追求ができる!みんなが追求仲間になっていく。

そんな土壌が形成でき、農園全体が活性化しつつある。


類グループの強みは、他部門での発掘された認識や意識潮流を、このように瞬時に共有できること

この認識を武器に、今後も「新しい農の可能性」を切り開いていく!

0コメント

  • 1000 / 1000