設計で大事にしていること~「対象への同化」

少し寒さが和らいだかな?と思いますが、まだまだ春は先ですね。

今日は、類設計室の「計画房」についてご紹介したいと思います。

計画房は、プロポーザル・コンペ、そして建物のデザイン、プラン、法規、構造、設備、コストなど様々な条件の全体像、未来像を見据え、カタチにしていくことを仕事にしています。

プロポーザルでは、多くの設計事務所、建築家、ゼネコンと互いに一番良い案を提案する激しい闘いが繰り広げられます。

そんな中、ぼくらが一番大事にしているのは、「対象への徹底的な同化」です。

ここで対象となるのは、お施主さん、実際に使う人たちの思いはもちろん、気象や地形などの自然条件、歴史や地域特性・経済状況などの社会条件、素材・工法・構造など建築自身を始めとして無数に存在します。

その一つ一つにどれだけ深く同化できるかが、多くの人が長く使っていただける良い建物なるかどうかの大きな分かれ目になると確信しています。

それを実現するには、早い段階で、できるだけ多くの人の声を聞く事。

類グループには「社内版」という全社が参加する掲示板があり、日々の活動や成果の報告がされています。もちろん、トラブルやうまく行かなかったことも。

設計の仕事を進めていく上でも、教育部門や農園など他部門の声は大きなヒントになることがあるんです。

また、設計が進んでいく各段階でレビューを行う仕組みがあります。

この写真は、都内某所の図書館について、大阪と東京が一体となって計画段階でのレビューを行っている様子です。

類設計室は大阪と東京に事務所がありますが、それらをネット会議で結び、本当にそれでいいのか?を仲間と追求していくことで、大きな気付きを得て、設計に反映させています。

その場でパースを書いたり、模型で空間を検討したり、アイデアを付箋紙に書き出してグルーピングしたりしています。

大阪でも同時進行でグループワークが進んでいます。昔は大阪まで新幹線で通ったりしていましたが、今は気軽にこのように合同レビューを開催することができますね。

さて、どのような建物が出来上がるのか。今から楽しみです!

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