【第11回】クライアントと共に追求する戦略パートナー~同志社大学・同志社女子大学~

45周年エピソードの第11回目では、「同志社大学・同志社女子大学」を紹介します。

同志社大学・同志社女子大学は、幕末の動乱の中、鎖国の禁を犯して単身渡米した新島襄が、帰国後1875年に開校した「同志社英学校」を前身とした歴史ある大学で、1920年に同志社大学が、1949年に同志社女子大学が設立されました。

今回は、同志社大学・同志社女子大学と類設計室の歩みを紐解きながら、類設計室の戦略パートナーとしての取組み、そして最先端の教育イノベーションの実践を紹介します。


同志社大学・同志社女子大学と類設計室の歩み

同志社大学・同志社女子大学と類設計室の歩みは、1980年代後半から始まります。

1994年の「博遠館」改修に始まり、98年には初の新築物件となる「友和館」、そして同志社大学125周年を記念して建てられた「リトリートセンター」の設計に携わらせていただきました。

それらの物件で高い評価をいただき、キャンパス再編のパートナーへと繋がっていきます。

学部拡大・キャンパス再編の戦略パートナーとして

同志社大学・同志社女子大学は複数のキャンパスを有しており、中でも広大な今出川校地と京田辺校地には約2万9千人の学生が通学し、重要文化財にも指定されている建物が立ち並んでいます。

2000年代、18歳人口の減少を受けて、激化する他大学との競争に勝つため、両校は生き残りをかけたキャンパス整備計画の構想に着手しました。

同志社は6学部から14学部への学部拡大に伴い今出川校地の学生数が増加。その受け皿となる新校舎の整備はもちろん、既存校舎の耐震改修、重要文化財建物の復元改修、外構整備など、課題が多岐に渡っていました。

そこで、類設計室ではプロジェクトの構想段階から参画し、大学のプロジェクトチームと一体となって構想を練り上げる事業推進体制に見直しました。

同志社女子大学でも今出川校地の整備に先立ち、今出川・京田辺の両校地の全ての建物の劣化調査を行い、長期修繕計画を立案すると共に、旧耐震建物の耐震診断を実施し、大学が保有する全ての建物にかかる将来的なコストを算出。これらの情報と経営与件、教学与件を合わせた新規投資計画を立案しました。

類設計室では、これまでに両校合わせて約80件の建物の設計に関わらせていただき、キャンパスの景観形成に大きく寄与することができました。

経営戦略・教学戦略・施設戦略が一体となった教育イノベーション

このように、類設計室では建物の設計を単なる”建築単体の設計”ではなく、経営課題から教学課題、施設課題まであらゆる課題に応える「教育イノベーション・コンサルティング」を実線しています。

これからも、クライアントと同じ地平に立って、経営戦略から教学戦略、施設戦略までを共に追求する戦略パートナーとして、学びのイノベーションを実現していきたいと思います。

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