【社員インタビュー】女性設計者が大切にしている3つのこと

「女性の働き方」をテーマに、類設計室入社3年目、出来ることが増えてきて毎日が楽しいという櫻井佑衣子さんにお話を聞きました。

Q1:設計をする中で大切にしていることはどんなことですか?

設計は、お施主さんをはじめ、建物を利用する人、それを取り巻く自然、その建物が根付く地域、そして社会的背景、いろんな人の立場に寄り添う必要があります。

その中で大切にしているのは、設計者自身が「素直であること」「人が好きであること」「活力を持って取り組むこと」の3つだと思っています。


~素直になると成果が上がる~

3年目になって、約2万㎡の病院の行政協議を任されるようになったのですが、複雑な協議、非常に多くの関係者、難易度の高い設計ゆえに、自分一人の力では困難でした。

物件チームメンバーはもちろん、協議先の市役所の方々、施工者さん、メーカーさん等、みんなの力を借りて、結集して初めて実現するのだということに気付かされました。

それまでは、任されたことを自分でやり切らなければ!という思いから、困っても周りに委ねられなかったのです。

仲間に委ねたり、「ありがとう」と感謝したり、力の及ばないところは「ごめんなさい」と謝ることで、みんなとの一体感が生まれ、チームとしての成果も上がりました。

仕事をする上で、“素直になること”はとても大事だと実感しています。

~人が好き!が原動力~

設計というと、社内に篭もって図面を書いているイメージが強いかもしれません。

でも、設計者の役割について最近感じるのは、“人と人をつなぎ、実現のためのエンジンになる”ことだと思います。

施主打合せで期待を掴み形にする、その建物を実現するために役所の人と協議をする、施工者と一緒に創り上げていく、近隣の人たちに意図や魅力を伝える等…一つの建物を建てるために設計者として、人と接する事、人と人を繋ぐことがこんなにも面白いものなのだと気付きました。

とても嬉しかった経験は、難しい協議で毎日のように役所に通っていたとき、みんなと顔見知りになり、「おはよう」と声をかけていただいたり、協議が下りた時は関係部署以外の人も一緒に喜んでくださったりと、建つことを楽しみにしてくれているみんなの思いがものすごい原動力となりました。

たくさんの人の想いに触れることで、世界が広がり、いい建物になっていくのだなと感じています。


~活力を持って取り組むこと~

担当は意匠設計ですが、3年間で企画から現場監理まで、幅広く関わってきました。

その中で一貫して大事なのが“活力をもって取り組むこと”です。

そうするとそのエネルギーで周りも元気になっていくし、人が集まってくる、そしてチームや組織力が上昇していきます。

設計者として、女性として、設計部の人材募集担当として、実現したいことや期待に応えたい気持ちがどんどん強くなっています。

類設計室は、その思いを思いっきり発揮出来る環境なので、今後ももっとよくなりそう!と思うことを自分たちで創っていきたいです。


Q2:これからどんなことを実現したいですか?

~お腹の底から良い!と思える場づくりを手掛けてみたい~


これまでになかったような、人々の営みや活動が生まれるような場所を設計してみたいです。

例えば、当社が手掛けた物件で「マンガミュージアム」というマンガの図書館があるのですが、大人も子供も芝生に寝転がってマンガを読んでいる姿を、学生だった頃に見て衝撃をうけました。

日向の下で、寝転がって気持ち良さそうに本を読むというのは、今まで見たことがない光景でした。

私もそういう、固定観念に捉われず、お腹の底から、良い!と思える、場づくりを自分も手掛けてみたいと思いました。

大人から子どもまで、みんなが元気になるような、活力を生み出すような設計をしていきたいです。

                             京都国際マンガミュージアム

~女性ならではの役割もある~

最近感じるのは、提案時に直感を大事にしてもらったり、打合せ時に女性がいると思考が解放されると言ってもらったり、ただ楽しく仕事をしているだけなのに、それがみんなの活力になると言ってもらえたり・・・と、女性ならではの役割があるのだなということ。

その役割も意識しながら、今後も社会や組織の役に立てるように仲間と一緒に取り組んでいきたいと思っています。

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