【子育て通信】「子供」という身分はいつ出来た?

教育・子育てについて考えるとき、私たちは無意識に「子供」という概念を大前提にしてしまっていませんか。

ところが!!

実は近代以前は、大人・子供という区別はなかったんだとか!

今日は、そんな目から鱗の「プチ事実」をご紹介します☆

■「子供」ではなく「小さな大人」

かつての村落共同体では、子供は「小さな大人」とみなされ、物心がつく年齢(現代で言えば小学生に上がる年齢)になれば、見習い修行やお手伝いを通じて大人と同じように働き、扱われる存在でした。小さいなりに、体力や知識に応じた、課題・役割が与えられていたのです。

つまり、現代のように、「子供だから」という理由で、ことさら特別扱いされたり甘やかされたり、逆に軽く見られたり支配されたりするということはなかったんです。


■「子供」の成立と学校制度

現代のような「子供」が成立したのは、近代以降、とりわけ学校制度が普及してから。

学校に行くようになった子供は、それまでのように働くことができません。働いていない=みんなの役に立っていないのですから、もはや「小さな大人」とは呼べません。

こうして、働かない人=「子供」という特殊な身分が生まれました。

当時はこのことの弊害や無意味さを感じた人々が、各地で『学校一揆(学校反対運動)』が起こしたりもしたのですが、国家はそれを抑圧し、逆に教育期間=働かない期間=子供期間をどんどん長くしていきました。


■「小さな大人」と思えば、接し方もかける言葉も変わってくる

今まで当たり前と思っていた「子供」という概念。

その意識がもたらす弊害はたくさんありそうです。

その弊害について色々考えてみるのもいいですが、とりあえず、今日からお子さんを「小さな大人」だと意識してみませんか。

それだけできっと、気づくこともたくさんあるし、接し方もかける言葉も変わってくるのではないでしょうか☆

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