【教育情報】2020年大学入試改革は、産業界発

2020年からの大学入試改革。

実はこれ、産業界(企業、現場)の声を受けての改革なんです。

日本経団連は、平成16年に発表した『21世紀を生き抜く次世代育成のための提言』で、文科省に要望を突きつけています。

今日は、その骨子を抜粋して紹介します。

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●企業が求めるものは、「志と心」「行動力」「知力」。

企業内外の企業との熾烈な競争の中にあり、特に、知恵で競い合う時代になっている。こうした中、産業界は以下の3つの力を備えた人材を求めている。

・第1に「志と心」である。「志と心」とは、社会の一員としての規範を備え、物事に使命感をもって取り組むことのできる力である。

・第2に「行動力」である。「行動力」とは、情報の収集や、交渉、調整などを通じて困難を克服しながら目標を達成する力である。

・第3に「知力」である。「知力」とは、深く物事を探求し考え抜く力である。


●現状はいずれも不足。大学が生まれ変わることを望む。

現状では、「志と心」、「行動力」、「知力」ともに不足していると言わざるを得ない。

明確な目標を持ちにくい時代であることもその背景の一つと考えられるが、このような時代を生き抜く上で、大学在学中に、自分で目標を立て、その達成に向けて継続的に課題に取り組む意欲を持続させ、試行錯誤し取り組んだ体験を有することは、その後の人生において大きな拠り所になる。大学がそのような体験を得ることができる機関に生まれ変わることを望みたい。


●講義から対話型への転換に努めるべきである。

各大学が、人材輩出機関としてどのような役割を果たすかという点について特色ある方針を立て、これを実施することが必要である。加えて、学生などによる授業評価を通じて授業の質の向上を図るとともに、授業形式の工夫(例えば、教員側からの一方的な講義から対話型の指導への転換など)に努めるべきである。

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いかがでしょうか。

重要なことは、これが、産業界しかも大企業群からの要望であること。

つまり、企業の採用基準は、強制されたことを素直に暗記してきた人物とはまさに間の人物なのです。

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